果てのうるまへ その2(観光編) [in 離島]
前回のあらすじ
石垣島でのハードなビジネスをこなし、翌朝傷ついた体を引きずりながら
次の目的地、波照間島へ向かったのであった(テキトー)
朝8:20、石垣港発の高速艇に乗船し、シェイクされながら波照間島に9:20到着。
島内で一通りの仕事をこなした後、帰りの船までのわずかな時間、ちょっとだけ島内観光と。
波照間島で真っ先に向かうべきなのはやはりこちらでしょう。
波照間港のすぐ横にある砂浜、
北浜
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さて、これはなんと読むでしょう。自分のブログを熱心に見てもらってる方(そんな奇特な方はいないって)なら分かると思います。
沖縄に来て、あちこちのビーチを回ってますけど、自分はここがNo.1と思ってます。(宮古島の前浜ビーチもきれいですけどねー)
この日(4月21日)の波照間島の最高気温は今年初めての30度。
そんな暑い日にこんなきれいなビーチを目の前にしたら、思いっきり飛び込みたいところですが、
足元は、当然
お約束の革靴。
残念ながらグッと我慢しました。
今度来るときはせめてサンダルは持ってこようっと。
ちなみに、着てるのはかりゆしウェア。今回のはピンクです。
さすがに仕事なんでデジイチは持っていけず、コンデジで撮ってるんですが、
コンデジの描写力だと実際の魅力の1/100も伝えられないすね。
ここまで行って直接ご自身の目で見ることをお勧めします。
生でこの青さを見ると、ホント感動的ですよ。
なんせ、一緒に行った石垣島の方も、ここは綺麗だ、って言ってたくらいですから。
このビーチに向かう途中のことなんですけど、オオゴマダラが飛んでたんです。
カメラの用意してなくて、残念ながら撮れなかったんですけど、
ホントに飛んでたんです!!!(そんな力むことではない)
ああ撮りたかったなー。残念。
ちなみに、オオゴマダラはこんな感じの蝶です。
以前にも紹介してますけど、日本で最大級の蝶だそうです。
これはうちの近く、漫湖公園の一角で飼育されてるものを撮りました。
こちら、カメラ目線のオオゴマダラさん(笑)
次は日本最南端の碑へ。
この先に日本の島はなく、ずーっと太平洋。600kmほど先にフィリピンのルソン島があります。
周りに街灯とかが全くないんで夜は星が綺麗らしいんですよね。
しかも、日本最南端の北緯24度なんで、冬場は南十字星が綺麗に見えるらしいです。
そんな環境なので、ここには天文台もあります。おそらく星がきれいに見えるんでしょうね。
波照間島の観光ポイントはこれらがメインです(というか、これらしかないです)
話はちょっと変わって、波照間島には一部のマニアにとって垂涎のものがあります。
それは、波照間島産泡盛「泡波」。
生産量が少なくてプレミアが付いちゃってます。
写真の600ccの瓶で本来の価格は600円程度らしいんですけど、国際通辺りの酒屋では8000円前後。
それに島内にある波照間酒造に行っても、売ってません。
今回はお土産で2本貰ってきちゃいました~ ハッハッハッ、ラッキー♪
ま、でも味は普通の泡盛と変わらないんですけどね。
波照間編、まだ続きます。
沖縄吉野家は独立独歩 [沖縄吉野家]
普段、吉野家の牛丼とかそんなん食って、牛丼の写真を撮ってブログのネタにしてる雅です。
過去何回か紹介している沖縄吉野家。
←マイカテゴリーも「沖縄吉野家」を追加しました。
松屋、すき屋の安値攻勢で一人負けしてる吉野家ですが、
今月上旬に牛丼1杯270円というキャンペーンやってましたよね。
そのキャンペーンは終わったはずなのに、沖縄吉野家ではこんなのが。
「沖縄限定 新価格 牛丼並盛 280円」
今までの380円から100円引きの280円が通常価格に。
松屋、すき家と違って良質の肉を使ってるから価格を下げられない、っていってたのにダイジョウブなのか?
それに伴って、かどうかは知りませんが、新メニューも。
内地では定食の形なのに、丼になった「牛焼肉丼」と「豚生姜焼丼」。
以前紹介したトッピング牛丼も一部リニューアル。
この中で今回食べたのは「辛みそねぎ玉」と
「コーンマヨ」。
どちらもなかなかおいしゅうございました。
前に紹介したゴーヤよりもこっちの方がいいかも。
でも、やっぱり吉ギューはつゆだくに唐辛子と紅ショウガをたっぷり乗せて、ってのが一番いいかな♪
(←ピンが甘いですねー)
やっぱ松屋、すき家より吉野家の方が好き♪
しかし、沖縄吉野家って内地の吉野家とは別のメニューがあるのに、HPとかで全く宣伝もしてないんですよ。
この辺、沖縄らしいてーげーさが出てますね。
でも、沖縄県内のすき屋や松屋、他のFF店(マクドナルドやモスバーガー)は、独自路線にはなってないんですよねー。ヨクワカラン。
で、独自路線を取ってる訳じゃないのに、沖縄でお祝いの席で喜ばれるものといえばこちら。
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ケンタッキーフライドチキン!!!
テレビとかで紹介されてるんで、ご存知の方も多いかと思いますが、
うちなーんちゅにとって、ケンタッキーフライドチキンはお祝いの席には欠かせないご馳走なんです。
でも、なぜ?
誰か教えてください。
果てのうるまへ その1(出発編) [in 離島]
沖縄勤務必須条件
1.酒が人並み以上に飲めること
2.酒を飲んでも飲まれないこと
この2点が出来れば、沖縄に転勤できて、宮古、八重山地方に 観光 出張できます。
仕事内容はともかく、その条件だけは満たしている雅です。
沖縄生活も3年目に突入し、年度も替わった、ということで先日4月20日、石垣島へ仕事(あくまで、仕事ね)で行ってきました。
当日乗ったシート。横が非常口なんで前にシートがなく、ゆったりしてました。
ま、足短いからあまり関係ないんですけどね(笑)
午前の便で石垣空港に到着して、昼食後一通り仕事をこなし、夜は懇親会。
昼間の仕事は大して長くないのに、夜は6時前に飲み始めて何軒か回って、終わってホテルに戻ったのは午前1時頃。
飲んでる時間は7時間と昼間の仕事時間より長いんですよねー。ホント飲めない人だとつらいだろうな、と思います。
(あるブロガーさんの記事にその日の夜中1時過ぎにコメしてますが、こんな状況下でのコメでした。酔っ払って変なこと書かなくてよかった)
← 話の筋とはまったく関係アリマセンが、石垣島で見かけた、カンムリワシの像です。
翌21日は石垣島での仕事は無かったため、朝の飛行機で那覇に帰ってもよかったのですが、せっかくここまで来て帰るのは勿体無い、
ということで久々に波照間島へ(ムリヤリ)仕事を作っていくことになりました。
(さて、ここで問題です。自分は何の仕事をしているんでしょう?)
果てのうるま(うるまはさんご礁、という意味だそうです)がその語源となったといわれている、波照間島。
石垣島の南西約50kmのところにあって、有人島として日本最南端の島です。
よっぽどの離島好き!!って人じゃないと行った事もないし、あまり聞いたことも無いんじゃないか?って島ですね。(自分も沖縄に来るまでは知りませんでした)
そんな最果ての島に仕事で行ける内地の人間って、全国で何人いるんだろ?って思います。やっぱ、ラッキーなんでしょう。
波照間までの移動手段は、ちょっと前までは飛行機がありましたが、現在は船のみ。
こちら、石垣港離島ターミナル。
石垣周辺の離島は、基本ここから船で行きます。
朝の時刻表ですけど、結構かなりの数があちこちの島に出航してます。
乗った船はコチラ、ニューはてるま。80人乗りの高速艇です。
こんな時期にしては珍しく、満席でした。
周りの方々はほぼ全員観光なので、足元は当然、こんな感じ。
(自分の足元はどんなのか分かりますよね?一応前振り、ということで。)
太平洋上を航行するのと、思いっきりぶっ飛ばすんで揺れは半端じゃありません。
以前紹介した、西表島行きのフェリーの更に上を行きます。船酔いする人は酔い止めが必須でしょう。
自分は宿酔いだったので大丈夫でした(笑)
波照間までは1時間ほどで到着。
一昨年夏に行って以来、約2年ぶり2度目の上陸です。
朝、ホテルのテレビで見た天気予報では曇りのち雨だったのに、快晴でした。
やっぱ普段の行いがいいからですかね?
この先、長いんで今回はここまで。
ではまた。
沖縄限定。 [in 沖縄本島]
只今夜中の12時過ぎ。なのに気温23℃。。。。暑いです。
自分もそうですけど、日本人は「限定」って言葉に弱いですよねー。
ムチャクチャ美味しい!!って訳じゃないのに、「限定」の2文字が付いてるだけで
冷静に考えたらそりゃ高いだろ?っていうのをつい買って食べちゃうってことないですか?
あのM社の限定ハンバーガーはよく考えると高かったよなー。
さて、沖縄限定のお勧めの土産、ってのは前に紹介しましたけど、
今回は沖縄限定、というより沖縄を中心に活躍してる方々の紹介です。
まずはコチラの方から。
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美川憲一のそっくりさんとして沖縄県内で活躍してる、
魅川憲一郎さんです。
沖縄では結構人気があるらしく、数々のCMに出演して、テレビでもレギュラーを持ってます。
完全に美川憲一になりきってて、2年前に沖縄に来た直後はそっくりさんとは気付かず、
「美川憲一は沖縄で人気あるんだー」と勝手に思い込んでました。
1年半ほど前に、ブログの記事にしたこともありました(古くて恥ずかしいんで気になる人は探してください)
なお、最初の写真はご本人のブログに載ってたものです。
以前の記事の時は魅川さんに連絡を取り、「私の写真、載せてもいいわよ~」とちゃんと承諾を得たんで今回も使っちゃいました。
まぁまだ時効になってないでしょう(笑)
お次は、アーティスト関連。
日曜日の国際通りはトランジットモールになってて、沖縄を中心に活躍するアーティストの路上ライブとかをやってます。
過去に国際通りで見かけた方々のご紹介を。
まずこちら、女性デュオのTinkTink
向かって左が真弥ちゃん、右が梓ちゃん。
沖縄ではSUZUKIのCM ( ようつべはコチラ → ★ ) など、テレビに結構出演してます。
ミーハーなんで、ついサイン入りCD買っちゃいました(笑)
こちら、女性トリオのうぃずあす
左から、里菜ちゃん、麗香ちゃん、あやのちゃん。
メインボーカルの麗香ちゃん。
歌はコチラのようつべで。 → ★
今のところCMとかのTVには出てないようですけど、FM番組持ってるらしいです。
こちら、バイオリンのARIA ASIAさん。
カメラ目線、ありがとうございますた(笑)
ARIA ASIAさんのようつべはコチラ。 → ★
この方もCMで見かけますねー。
こちら、バンドでパーカッションやってた女の子。
スミマセン、バンド名とか全て忘れちゃった。
でも、可愛かったんで載せちゃいました。ハッハッハッ
この方々、いずれは内地に行ってメジャーデビューするのかな?
桜前線北上中~。一目千本桜 [in 東北]
前回、横浜で咲いてたソメイヨシノの記事を載せましたが、
今年はタイミングが悪くてソメイヨシノが見れないと思ってたんで、こんな記事を作ってました。
ボツにするのももったいないんでとりあえずUPします(笑)
宮城県の南部、仙台から南に30kmくらいのところの大河原町から柴田町にまたがる、
白石川(しろいしがわ)の築堤に「一目千本桜」(ひとめせんぼんさくら)
といわれる東北でも有数の桜スポットがあります。
2004年から4年間、仙台に住んでたもんで。でも有名な弘前城や北上景勝地の桜は見たことありません。
ついでに、新カテゴリー「in東北」を追加しました。そのうち他のもUPするかもしれないんでね。
ここの桜並木の全長は8kmにも及ぶそうですが、その中でも東北本線の船岡駅-大河原駅間、
白石川の築堤をゆっくり歩きながら見るのが一般的ですね。
3.5kmの平坦な道をゆっくりと桜を愛でながら散歩すると気持ちいい~♪
蔵王連峰をバックに。
千本桜といいつつ、実際の本数は750本位らしいんですけど、結構見ごたえありますねー。
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当然ながら、広場ではブルーシートを敷いて宴会をしている方たちも大勢います。
今週末、17,18日辺りが見頃のようです。皆さん、見に行ってみてはいかがでしょうか?(まぁ無理でしょうけどね)
何とか間に合った、ソメイヨシノ~ [in 横浜]
何とかソメイヨシノに間に合ったんで、今更ながら載せちゃいます。
10日(土)に行ってきたんですけど、場所は自宅からほど近い、横浜市内某所。
ほとんど人はいなくて、独占してゆっくりと花を愛でてきました。
←ムリヤリ連れてこられた次女
流石に満開を過ぎてて、若葉が結構出てましたね。
ちと露出オーバーだったかな?
虫は
更に、みかっちさんとたまさんからのリクエストで、大きい写真に差し替えました。
そりゃ、虫無視3巨頭(なんだそりゃ)に指摘されれば、仰せのとおりにいたします(笑)
満開を過ぎてたんで一面の桜のじゅうたんを期待したんですけど、そこまでは行きませんでしたね。
次女もこの4月から小6になり、父親の誘いに喜んでついて来る年ではなくなってきました(T_T)
(長女は前に紹介したジャズバンド部が忙しいし。まぁ中学生じゃヒマでも父親には付き合わないわな)
花より
これは季節限定、桜あんだそうです。
娘とこうやって出かけられるのももうあまり無いのかなー。
今回は、盛り上がりもオチもないままここまで。
ではまた。
back (追記しましたー) [in 沖縄本島]
今回、全く文章がありませんが、全て各写真のtitleに入ってます。
カーソルを写真の上に乗せるとtitleが出ますんで、よろしく~
沖縄探訪その1 ペリーの秘密 [沖縄探訪]
沖縄に移り住んで2年、内地にいるとなかなか分からないことがたくさんあるってことが少しずつ分かってきました。
今回は、日本史の教科書や普通の観光ガイドブックにはおそらく載っていない、琉球、沖縄の歴史について
紹介しようかと思い付きました。
ということで、新シリーズ「沖縄探訪」、栄えある第1回 (単なる思い付きなんで、2回目があるのかは知らん)
「ペリーの秘密」
日本人ならまず皆が知っている、有名人ペリーさん。
黒船に乗って田舎町浦賀にやってきたのは、1853年7月(当時の日本が採用していた太陰暦では6月)。
ペリーさん御一行がわざわざ遠い日本にやって来たのは物見遊山ではなく、捕鯨船(捕鯨は当時盛んだった)の
物資補給のための寄港地として使う、というのが主な理由だそうです。
それと、当時は大帝国時代、エゲレス等のヨーロッパ各国に遅れをとっていたアメリカは、日本を植民地化し、
日本を足がかりに中国侵攻、という狙いもあったようですね(こっちがメインだった、という話もあります)
そのペリーさんですが、用意周到な方だったらしく、日本との交渉が決裂した場合に備えて、
前月の6月に琉球王国に寄り道してるんです。
当時の琉球王国の国王、尚泰(しょう・たい)さんが対応して、琉米修好条約を嫌々ながら締結してます。
1840年のアヘン戦争で清が負けた情報は当然ながら琉球王国にも伝わってて、交渉を突っぱねて戦争になっても
欧米諸国には武力で勝てないのを知っていたから、らしいです。ま、そこは日本も同じですね。
そのペリーさんご一行の琉球初上陸記念に建てられた碑が那覇市泊(とまり)の外人墓地の一角にあります。
なお、名前が「ペリー」ではなく「ペルリ」となっているのは、当時通訳したのがオランダ人で、オランダ語の発音がペルリだったから、だそうです。
余談ですが、捕鯨についてですけど、あいつら欧米人は鯨を捕まえて、鯨油を絞って、後は食べずに捨ててたんです。
まだアメリカのドレーク油田が発見(1859年)される前、ランプの灯かり用として鯨油は貴重だったんですね。
それに比べると、日本の場合は、鯨を貴重な蛋白源としてほぼ全てを食べてましたよね。(自分は給食で出た鯨の竜田揚げが好きでした)
油だけ絞って大部分を捨ててた連中が、鯨は哺乳類で頭がいいから食べちゃいけない、可愛そう、という感情論で捕鯨を禁止しろ、というのには頭にきてます。
それならなぜ同じ哺乳類の牛や豚はなんでOKなの?
・・・スミマセン、話がそれました。(ここで捕鯨反対の方と討論をする気はアリマセン)
ペリーにまつわる話に戻ります。
那覇市の西部に山下町という町があり、ここには「ペリー」を冠した店が散見されます。
その理由は、ペリーさん来航記念、って訳じゃありません。
第二次世界大戦後、沖縄がアメリカに占領されて統治下になった際、米軍のお偉いさんが
「 Oh!! コノタウンハ、ジェネラルヤマシタト、
オナジネーム、ジャア~リマセンカ。(おめーはチャーリー浜かっての)
ミーハフィリピンデ、ヤマシタニクルシメラレマーシタ。
ヤマシタヲツカウノハ、ミーガユルシマセーン!!
ネームヲペリーニチェンジシナサーイ!! 」
と言ったのかどうかは知りませんが、強制的に山下町から「ペリー町」に変更サレマーシタ(おっと、変換ミス)
*ジェネラルヤマシタ(山下大将)とは? : 第二次世界大戦中の日本軍陸軍大将。
「マレーの虎」と呼ばれ、当時日本ではヒーローだったそうです。
その後、1957年に元の山下町に戻ったんですが、当時の名残でペリーという名前が店名とかに残ってるんだそうな。
以上、第1回沖縄探訪、「ペリーの秘密」でした。