そろそろ台風シーズンなので、地理の勉強、しましょうねー [in 沖縄本島]
いきなりですが、地理の問題です。
沖縄県はどこにあるでしょう?
大部分の皆さんは、九州より南、という認識だと思います。
ま、それで間違いじゃないんですけど、それだけじゃ足りないんで、
今回は沖縄県の地理お勉強、しましょうねー
まず、日本地図全体。皆さんご存じのとおり、九州の南西にある島々が沖縄県となります。
でも、↑これらの島々で、どこからが沖縄県に属するのか知ってます?
コチラ、沖縄県辺りのアップ。
真ん中が沖縄本島。那覇市はこの島の南西にあって、自分はここに住んでます。
沖縄本島のすぐ上にある与論島から北、奄美大島や、米軍基地移設問題で揺れた徳之島は
かつて琉球王国の支配にありましたが、1609年の薩摩侵攻によって薩摩藩の領地となり、現在はそのまま鹿児島県です。
与論島の住民は、鹿児島市より那覇市のほうが近いので沖縄県に移りたい、と希望を出してますが、叶っていません。
ということで、与論島の西にある二つの島、伊平屋(いへや)伊是名(いぜな)島を含め、沖縄本島から南の島全てが沖縄県となります。
台風が日本に接近すると、ニュースでよく報道される北大東島、南大東島は沖縄本島から東に約400kmのところにあります。
両島は明治時代に八丈島から移民が入植するまで無人島だったそうです。
なので、行ってみると沖縄!!、って感じはあまりしませんね。
宮古島は沖縄本島から西に約350km、石垣島は約500km、日本最西端の与那国島は約600kmのところにあります。
右下に距離を書いておきましたけど、沖縄本島自体は端から端まで車で走っても100kmちょっと位しかないですが、
沖縄本島から一番西の与那国島まで約600km、一番東の大東島まで約400km、
沖縄県全体では東西およそ1000kmもあるんですわ。これが。
その1000kmがどんなものなのか、縮尺を同じにして内地と沖縄県を並べてみました。
東西に長いのがよく分かるでしょ?
今週、今年初めて台風が日本を直撃しましたが、天気予報で「沖縄県に台風が接近してます」というニュースが流れると
内地に住んでる親戚や友人、ブロガーの皆さんから「そっちに台風来てるみたいだけど大丈夫?」と心配されます。
去年は石垣島に台風が直撃しましたけど、沖縄本島とは500km離れてるんです。
内地でいえば大阪に台風が上陸しても東京は関係ないでしょ?(雨は降るでしょうけど)
そういうことです。
なので、これからは「沖縄に台風が接近してます」と聞いても、どの島に接近してるのかを確認して、
沖縄本島に接近していたら心配してください(笑)
なお、ここ3年ほど沖縄本島への直撃はアリマセンので。
せっかく沖縄に住んでるんだから、本場の台風、一度は体験してみたいものですけどね。
今回は写真は一切なくここまで。
ではまた。