ガイドブックには(あまり)載っていない沖縄料理のご紹介~ [in 沖縄本島]
沖縄のガイドブックに載っている料理は
★沖縄そば
★ゴーヤ等、各種ちゃんぷるー
★海ぶどう
★タコライス
★アグー豚
★石垣牛
etc・・・・
辺りですかね。
今回はそのようなメジャーなのではなく、ガイドブックにはあまり載っていないと思われる沖縄料理の紹介でっす。
なお、見た目やイメージのよくないものもありますので、苦手な方は適当にスルーしてくださいね。
1.みそ汁
沖縄の定食屋で「みそ汁」といったら、このように大盛りのみそ汁にどんぶりご飯がついてくるのが一般的です。
(真ん中の小皿は油みそです)
コチラは昨年春にも紹介してますが、沖縄本島北部、本部にある「ちえ食堂」のみそ汁です。
具は豚肉、レタス、かまぼこ。レタスが多いのでこのボリュームでも結構食べられますよん。
2.ヒージャー(山羊)汁
うちなーんちゅ、特に中高年の男性が好き好んでやまない、ヒージャー(山羊)です。
かなり匂いがきついので、ないちゃーは(うちなーんちゅでも)食べられない人が多いですね。
自分は食べられますが、好んで食べる、という域にはまだ達していません。
ヒージャーは汁以外には刺身がありますが、なぜか汁と刺身以外の食べ方はないんです。
それに、他の肉だとヒレとかモモとかと部位を分けて食べますが、山羊は全て一緒。
なんで?(一応、〇玉の刺身はあるらしいです)
3.イカスミ汁
かつおの出汁でイカと苦菜を煮込み、塩で味を調え、最後にイカスミを入れたものです。
那覇市港町の「えんがん」という漁協直営の店で、これで1200円とちょっと高いけど美味しかったー
これはお勧めですね。
なお、世界でイカスミを食べるのはスペイン、ポルトガル、イタリア、そして沖縄だけなんだそうで。
4.イラブー汁
かつて琉球王国時代は皇帝しか食べられないほどの高級食材だったイラブー(海ヘビ)
上の写真ではよく分からないので、イラブーを取り出してみました。
おもいっきり、蛇のぶつ切り(笑)
このイラブー、古代中国でも1000年以上前から珍重されてきた医食同源の高級食材で、
DHAやEPA、DPA、オレイン酸にビタミンA・D、カルシウム、マグネシウムなど、
体の機能を高める成分が豊富に含まれているんだそうです。
それだけの高級食材なので料理も高価で、上の写真の定食で2,500円でした。
でも、はっきり言って美味しくないし、二度と頼むことはないでしょう(笑)
5.〇〇のから揚げ
上のイラブーに形が似てますが、コチラはハブ!!のから揚げです。
皮をはいで、ぶつ切りの状態でから揚げになってます。
味は鶏肉のささ身に近く、結構美味♪
ただし、小骨が多いのが玉にキズですね。
6.骨汁
沖縄では、豚は鳴き声以外はすべて食べる、と言いますが、その真骨頂ですかね?
この骨汁は豚骨を煮込んで塩で味付けした、シンプルなものです。
トンコツラーメンの様に白濁するまで煮込んでなくて、脂は除いているので結構さっぱり味。
この日は時間が無くて急いで食べちゃったけど、時間があったらゆっくりと骨の周りの肉を食べたいところです。
背骨とかがごろごろ入ってるのでダメな人もいるかもしれませんね。
こちらは国道330号、浦添バイパス沿い、伊祖トンネル近くの「とん吉食堂」という店で、
エビフリャー5本に小鉢が色々ついてあのボリュームで680円と格安♪
ただこの店の駐車場は小さくて、かつ前はバイパスなので路上駐車も出来ないのがネックですね。
ガイドブックに載ってる料理に比べて、これらは見た目やイメージでの問題もあってマイナーではありますが、
沖縄に何度も足を運んで普通の沖縄料理じゃ満足できねえよ~、という方にはお勧めですねー。
なぜか汁ばっかりでしたが。
是非お試しあれ。