南極老人星

あー、最近ネタがない！
つーことで、過去の写真から引っ張り出してきて、と。




コチラ先日、慶良間諸島に行ったときに撮影した星空。10月下旬、朝5時過ぎの南の空です。

この中で水平線近く、真ん中よりちょっと左で光っている明るい星、何だか分かります？





天文に興味のある方ならご存知の、全天でシリウスに次いで明るい恒星、

りゅうこつ座のカノープスです。

自分は情けないことに最初気づきませんでした。







この星は東京あたりだと真冬の20時頃、シリウスのずっと下の方に見えます。

位置関係はこんな感じ。

(ネットから勝手に借用しました）

このように、水平線ギリギリにしか姿を見せません（高度は最高でも約1度位）
そのため古来中国では南極老人星といって見ると縁起の良い星とされていたそうです。



沖縄は緯度が低いのでその分南中高度が高くなって見やすい、ってことをすーっかり忘れてました。
情けない話です。
分かってればシリウスと一緒に写真に収めたのに。

今回はこれだけで。

ではまた。