うちなーガイド その13 東御廻り 前編 [うちなーガイド]
遥か昔、遠い二ライカナイから久高島のカベール岬に神が到着しました。
神の名はアマミキヨ。
グスクを造り、稲を植え、子供を作り、そして人々の世を創りましたとさ。
琉球王国時代から言い伝えられている神話だそうです。
なお、ニライカナイっていうのは遥か東の沖にある理想郷のことです。
かつて、尚さん(琉球王国の国王デス)は王国の繁栄と五穀豊穣を祈願のため、神様アマミキヨに関連ある聖地を巡礼しました。
それを東御廻り(あがりうまーい)といいます。
時代が下り国王の巡礼は廃止されましたが、同じルートの聖地巡礼をするのが王国内の人々の間で流行したそうです。
江戸時代にお伊勢参りが大流行しましたけど、それと同じ感覚なんですかね?
ルートは首里城の園比屋武御嶽(すぬひゃんうたき)を出発し、与那原、佐敷の拝所を経て知念に入り、ティダ御川(うっかー)で拝んで、
斎場御嶽(せーふぁうたき)に至ります。さらに知念グスク、知念大川(ちねんうっかー)、ヤハラヅカサ、受水走水(うきんじゅはいんじゅ)などをまわり、
玉城グスクまでという行程で計14の聖地を巡ります。
14箇所も沢山、と思うかもしれませんが、首里城から最後の玉城グスクまで全行程20kmもないんで車を使えば1日あれば回れます。
ということで、うちなーガイド その13、今回は東御廻り(あがりうまーい)の紹介です。
ではまず、スタート地点から。
1.園比屋武御嶽(すぬひゃんうたき)
まぁしかし難しい読み方ですねー。コチラは守礼門をくぐって、次の歓会門(かんかいもん)に行く手前の左側にあります。
見たことがある人も多いでしょうけど、守礼門に比べたら古ぼけた汚い門(罰当たりそうだな)なので、スルーした人もまた多いでしょう(笑)
国王は東御廻りに行く前、ここでまず安全祈願してから出発したそうです。
第2次世界大戦で一部破壊されましたが修復され、一応、世界遺産に登録されてます。
なお、首里城、守礼門は第2次世界大戦で徹底的に破壊され、現在あるものは戦後建てられたものなので世界遺産にはなってません。
2.御殿山(うどぅんやま)
天女が降り立った伝説の地だそうです。
3.親川(うぇーがー)
御用水が汲み上げられた霊泉だそうです。現在は井戸跡がこのように拝殿となってます。
どちらも那覇市の南隣、与那原(よなばる)町内にあるんですが、看板等は全くなし。探すのに苦労しました。
苦労した割には、正直たいしたこと無かったです(笑)
ここから南城市内に入ります。なぜか、この先は看板等がきちんと整備されて、迷うことなく探しやすかったですね。
4.場天御嶽(ばてんうたき)
琉球王国初代の王、尚巴志(しょう・はし)さんのおじいさん、佐銘川大主(さめがわ・うふぬし)さんが祭られてる御嶽だそうです。
5.佐敷上グスク(さしきうぃぐすく)
尚巴志さんとその父親、尚思招(しょう・ししょう)さんが築いた、居城跡。
6.テダ御川(テダうっかー)
太陽神が降臨した、霊泉だそうです。
昭和初期に泉は枯れちゃって、あの碑が無ければただの岩場(笑)
なお、テダ(ティダ)は太陽、と言う意味です。
テダ御川は車で入れないので、かなり手前で止めてから、こんな獣道みたいなところを歩きます。
なんか、ハブが出そうな雰囲気ですね。
この時、幸いハブは出ず、代わりに蝶が飛んでました。
ヤブが開けると、後は下り階段。
一度目に行ったときは土砂降りで、ほとんど滝でした。
二度目に行ったときはいい景色が見れました♪ちょっと雲が多かったんで、海の色はイマイチですけど。
7.斎場御嶽(せいふぁうたき)
東御廻り最高の聖地。世界遺産にも登録されてます。
ここは首里城と並んで有名ですからねー。行ったことある人も多いんじゃないでしょうか。
斎場御嶽の中でもこの三庫理(さんぐーい)が一番見ごたえありますねー。
それだけ有名なところなのに、途中の道の整備はイマイチです。
最初にかなりの急坂もあるし、足が悪い人にはちょっときついかもしれません。
ここまででちょうど半分。
長いんで、後半は次回に続きます。
今回は単なるガイドブックになっちゃってますねー
うちなーガイド その12 秘密のビーチじゃなくなっちゃった古宇利島、その後 [うちなーガイド]
今年3月に「うちなーガイドその9 秘密のビーチじゃなくなっちゃった古宇利島」、という記事を書いておりますが、(→ ★ )
先日また古宇利島に行って来たので、今回はその後の現地レポートをお送りします。
古宇利島に行くには、屋我地(やがち)島との間に架かる古宇利島大橋を通るんですが、
橋の手前は真っすぐな下り坂。
毎度の事ながらこの景色は感動的です。でも、自分の腕じゃその魅力の半分も伝えられないですね。
コチラ、古宇利島側から撮った大橋です。
過去にも書いてますけど、沖縄本島の海で一番きれいなのがここ古宇利島周辺だと思います。
では、舗装されちゃった普通の道を通って、元秘密のビーチへ行ってみましょう。
ビーチ周辺は舗装されてません。この付近には駐車場は無いので皆路上駐車。
6月でこれですからねー。8月辺りに行ったらどんだけ車が入ってくるんだろ?
Uターン出来るスペースも限られてるし、トラブルが起こるのは必須でしょうね。
コチラ、ここの目玉、ポットホールです。
前回来た時は周りの砂浜に足跡はほとんど無かったんですけどね。
今回は皆あの穴から顔を出して記念写真撮ってました。
一昨年に初めて行った時の、
ナビに表示されない轍の掘れた細い農道を走る時のスリル、
車を止めて藪を掻き分けて歩くときのスリル、
藪が開けて無人の海岸を初めて見た時のあの開放感と感動。
(その辺のことは昨年の記事で書いてます → ★ )
これらは全て過去のものとなっちゃいました。なんか悲しいですね。
あと、島内に近々貝の博物館が出来るんだそうです。
なんか普通の観光地と化しちゃいますね。
この日はちょっと雲がありましたけど、よく晴れてたんです。
でも、昼食を食べていたら空が突然暗くなって、スコール!!!
(写真だとあまりよく分からないですね)
さすが南国沖縄、1時間程度で雨雲は去って何事も無かったかのように晴れ。
秘密のビーチではなくなっちゃったものの、古宇利島近辺の海の色は格別です。
沖縄本島に遊びに来たら是非行ってください。
今回はこれまで。
ではまた。
さ、ワールドカップ見ないとね。
うちなーガイド その11 神の島、久高島 [うちなーガイド]
細々と続いているうちなーガイド、今回のガイドは久高島(くたかしま)です。
まぁ、カテで沖縄本島内の記事を「沖縄本島」と「うちなーガイド」に分けてますけど、内容にたいした差は無いです(笑)
宮古、八重山に属する離島ではなく、沖縄本島南部にある安座真(あざま)港から東に約5kmほどのところにある
周囲約8kmほどの細長くて小さい島です。
なぜそんな小さな島を、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ここ久高島は琉球王国最高の聖地なんです。
自分のこんなブログには似合わない場所ではありますが、せっかく行ってきたんでとりあえずご紹介、と。
安座真港から久高島までは高速艇で約15分ほど。
島にはタクシーやレンタカーはありませんので、島内の移動は徒歩、もしくはチャリとなります。
今回は1時間300円でチャリを借りました。新品で整備もしっかりしててパンクしてないヤツ。
島の最高地点は海抜17mしかないんで、チャリの移動が一番でしょうね。
ここ久高島は遥か昔、ニライカナイ(琉球王国の伝説で、遥か遠い東にある理想郷)から来た神様アマミキヨが最初に降り立った島、といわれており、
琉球王国最高の霊地である、クボー御嶽(うたき)があります。
右の看板に書いてある、神人(かみんちゅ)について
琉球の信仰における神職者の通称で、内地の神社における神主みたいなものかな?
なお、神人の中でも上位の人は祝女(ノロ)と呼ばれます。
ここ、クボー御嶽はかつては男子禁制の場所でしたが、現在は一般民間人は一切立ち入り禁止となってます。
←右の茶色い看板に立入禁止と書いてあります
一般人立ち入り禁止は内地の仏閣とかでもよくあることですが、そういう場所は壁とか塀とかで囲まれて勝手に入れなくしてますよね。
でも、ここは入り口に看板があるだけで柵もないし、警備員もいないし、誰も見てないんで入ろうと思えばいくらでも入れます。
「天知る、地知る、我知る、汝知る」の世界ですね(ん?ちょっと使い方が違うか?)
自分は霊感、というものは一切無いんですが、中に入るのは憚られました。
そういう雰囲気を感じさせるところでした。
島の最東端には、神様アマミキヨが白馬で降り立ったといわれているカベール岬があります。
なお、この日はあいにく時折雨のぱらつく曇り空でした。(沖縄に住んでるんだからこんな日に行かなくてもいいのにね)
ここカベール岬、おそらく晴れていればこんな感じでしょう。
なお、こちらはあくまでイメージであり、実際の風景を保証するものではありません(笑)
浜辺には終わりかけマニアにはたまらない、枯れかけた百合ハマユウがアリマシタ。
(emuzuさんより指摘受けました。emuzuさん、ありがとうございます。)
相変わらず水平線が傾いてます(笑)
あと、いくつか見どころがありましたけど、あまり面白くないんで割愛、と。(を~い、ガイドになってないぞー)
まぁ小さい島なので、それらを回っても自転車で3時間あれば十分かな、ってとこですね。
なお、島内には由緒ある建造物などがあるんですが、
それらの所在地を示す看板等はほとんどといっていいくらい、ありませんでした。
久高島としては、ここは観光地ではなく琉球王国の聖地、霊地であり、関係ない観光客にはあまり来て欲しくない、
というのが根底にあるのかもしれませんね。
最近テレビでパワースポットか、スピリチュアルなんちゃらとかが底の浅いブームになってるし。
まぁ、自分も人のことを言えた義理じゃないんですけどね(笑)
うちなーガイドその10 世界遺産の玉稜と日本道百選の金城町石畳道(お勧め度低) [うちなーガイド]
第1回昼編 → ★
第2回夜編 → ★
今回はそこから歩いて行ける、輝く世界遺産の玉陵(たまうどぅん)と日本道百選に選ばれた金城町石畳道です。
と書きつつ、実はあまり乗り気じゃないんですけどね(笑)
1.まず玉陵(たまうどぅん)
こちらは、琉球王国の王家である、尚(しょう)さんちの方々が眠っておられるお墓です。
1501年に作られ、一応世界遺産になっているそうです(身も蓋もない書き方だ事)
世界遺産なんで、200円の入場料を払って中に入ります。
まず、一番手前。右に見える門から中に入ります。
入ると、中庭があり、真ん中にもう一度くぐる門があります。
二つ目の門をくぐった正面が墓室です。
正面に3か所門が付いてますけど、真ん中は洗骨前の遺骸の安置所、両側が骨壷を安置してるところだそうで。
*洗骨とは? 琉球王国では、亡くなった方を土葬し、何年か経って白骨化したら骨を洗って骨壷に入れ、再度埋葬します。
それを洗骨というんだそうです。
この風習は与那国島だけが今でも受け継いでます。そのことを過去記事に書いてますが( ★ ←この時の追記にあります )、
その時の状況を考えるとホラー映画真っ青です。半年後くらいのなんて想像もしたくないですね。
横浜にも観光地の一つに外人墓地がありますけど、個人的にはお墓を見てどうするの?という思いが基本あるんです。
ここ玉陵も世界遺産とはいえ、ま、ヒマだったらちょっと寄ってみては?っていう感想ですね。
別にお墓見ても何も面白くないしー(バチあたりそうだな)
2.金城町の石畳道
1522年に首里城から南に下るために作られた道だそうで、今でも当時の石畳が残ってます。
正直、500年前の石畳なんで、凸凹で歩きにくいったらありゃしない(笑)
まぁ、でも結構いい雰囲気ではあります。
写真じゃ分かりにくいけど、結構な急坂なんです。
距離は500m程なんですが、行きの下りはまだいいけど、帰りの上り坂がきついきつい。
一番下まで下るとこんな看板があります。
ここまで来ると帰りはタクシー使って戻りたくなりました(笑)
実際そういう人もいるんでしょう。ここでタクシーが待機してましたね。
そんな急坂ですから、当然ながら途中休憩所があります。
しっかりここで休憩しました。
あと、この石畳道の途中に、NHK「ちゅらさん」の舞台となった家があります。
以前紹介した、小浜島の方はこちらです。あのドラマ見てなかったんで上の家とどういう関係なのかはシリマセン(笑)
両方とも一般民家で一般人の方が住んでます。
なので、門の前で写真を撮るだけにしましょうね。
こちら、門に鎮座しているシーサーです。
途中にいた、モンシロチョウ。でいいよね?(誰に聞いてる?)
自分の腕ではこれが限界ですね。
あと、横道にそれると、他に見どころもあるらしいです(テキトー)
ガイドブック向けの提灯記事書いてる訳じゃないんで、少々辛口のコメントをお許しください<m(_ _)m>
おまけ
今使ってる携帯(auのSH005)には歩数計が付いてて、歩数、歩行距離、消費カロリーが出ます。
この日はとにかく歩こう、と決めて、自宅から首里城までの往復を含めて全て歩きました。
その結果がコチラ。
総歩行距離23km。よく歩いたもんだ。
でも、これだけ歩いても脂肪燃焼量たったの83.8g。そりゃ簡単には痩せない訳だわ。
うちなーガイドその9 秘密のビーチじゃなくなっちゃった古宇利島 [うちなーガイド]
久々のうちなーガイドです。
(同じ沖縄ネタでもうちなーガイドと他のとどう違うんだ?というツッコミはしないように)
過去、1年以上前になりますけど、沖縄本島の北部の方にある、橋で渡れる離島「古宇利島」を紹介してます。
(前回記事はコチラ → http://r-month.blog.so-net.ne.jp/2009-01-18 )
ここには、狭くて舗装されてない轍の掘れた農道を行くと、ガイドブックには載ってない秘密のビーチがあります。
先日友人が遊びに来たんで、久々に行ったんです。
そしたら、ビーチに行く農道の入り口にはこんな看板が。
その先は舗装されてなくて、轍の掘れた狭い農道だったはずなのに。。。
なんとアスファルトで舗装されてました。
前回、昨年11月に行った際、道路工事してたのは知ってたけど、まさか舗装しちゃうなんてねぇ。現地に行くと、こんなものも設置されてました。(クリックすると拡大されます)
円筒状空洞地形(ポットホール)を古宇利島の観光の目玉にしようとしてるようですね。
その、観光の目玉、横向きのポットホールはこちらです。
穴の中は、一緒に行った友人、H君。ま、お約束、ということで。
こんなのもあります。
行ったのが2月でオフシーズンだからなんでしょうね。
他の観光客はいなくて、プライベートビーチでした。
(相変わらず、ゴミが付いてますけど、気にしないでください)
この日はちょっと雲が多いのが残念でしたけどね。
今年の夏はここに観光客が大勢来ちゃうんだろうなー
行きやすくなったのはいいんだろうけど、なんか残念。
うちなーガイドその8 大迫力の那覇大綱挽き [うちなーガイド]
全長200m位、総重量40t超もの大綱を約15000人で引きあう、ギネス認定の大綱挽です。
そのスケールを少しでも味わってもらおうと、出来るだけ大きい写真にしてみました。
自分の使ってるノートPCが15.4インチのワイド液晶なんで、それに合うサイズとしてますが、見てる人のことは考えてません。スミマセン。
少しはその迫力が伝わりましたかね?
体育の日の前日に実施する、ということになってて、本日11日に開催されました。
那覇市の中心を通る、片道3車線の広い国道58号を閉鎖して行われるんですが、この大綱挽きのために、中央分離帯は外せるようになってます。
手前の女綱(みーんな)と、向こうの男綱(をぅーんな)、最初は別々になってます。
これを挽き手が少しずつ近づけていき、女綱(みーんな)に男綱(をぅーんな)を挿入、と。
貫通したら、頭貫棒(かぬちぼう)を通して、これで大人になりました(違う)
なお、この大綱挽きには子孫繁栄の意味はないそうです(笑)
で、無事に縄が繋がって本綱(うふんな)になったら、いざ、勝負開始。
上からの写真だけでは何なんで、下に降りて撮ってみました。「証券」の下の方に頭貫棒が見えますね。
惹き手は地元の人だけでなく、観光客、米軍関係者(これが結構多い)でも参加可能だそうです。
今回は引き分けに終わり、39回やって通算の成績は12勝12敗12引き分けだそうです(数合わないじゃん)
ま、数の合わないてーげーなところは置いといて、40トンもの大綱が挽かれて動くところは迫力ありますねー。
綱挽きが終わったら、手綱を切り取って参加者に配る「嘉例(かりー)綱取り」となって、綱は縁起物として持ち帰ることが出来ます。
こちら、その戦利品。
この3連休、那覇大綱挽以外に、那覇まつり、ってのもやってるんで、次回はそちらの記事を。
うちなーガイドその7 守礼門と首里城再び(ライトアップ編) [うちなーガイド]
200mmで手持ちで撮った後、トリミングしてますけど、結構ちゃんと撮れるもんですね。
うちなーガイド、8月に首里城と守礼門のことを書いてますけど、僅か2ヶ月で再度同じネタを。
こちら、ライトアップされた守礼門です。
中秋の名月の日の前後、今年は10月2~4日に、首里城公園の御庭で「中秋の宴」が開催されます。
こちら、首里城正殿前。普段ならこれを見るのに800円かかりますけど、この日はタダ。
だから行ったの?イヤそんなことは・・・・(汗)
正殿前の御席で琉球王国の由緒ある踊りが披露されます。
明日4日までやってますんで行ってみてはいかがでしょう?(ムリだって)
首里城、守礼門他、どれも毎日ライトアップされてます。
門の名前は前回( → ★ )のを見てくださいね(相変わらずテキトーなヤツ)
こちら、途中の城壁ですけど、さすが露出時間1秒の手持ちはツライ(笑)
うちなーガイド その6 牧志市場とその辺 [うちなーガイド]
何やかやと続いてるうちなーガイドです。
最初は今夏、沖縄に観光に来る方のご参考になるかな?ってことで始めたんですが、もう9月じゃん。
ま、沖縄はまだ最低気温26,7度だし、なんくるないさー。
で、今回のガイドは国際通り近くにある、牧志の公設市場とその辺です。(←相変わらず、適当なヤツ)
こちら、市場通り。
国際通りから牧志公設市場へ行く時に通る道です。
アーケードがあるんで急にスコールが降ったときでもダイジョウブ。
(この通り、もしかしたら隣の平和通りだったかもしれない、まぁいいや。ハッハッハッ)
市場通りをまっすぐ行くと、公設市場正面。
公設市場1階は魚屋、肉屋、漬物屋など、色々な店がありますが、まず、肉屋で、お約束。
観光客はたいていこの前で記念写真を撮ります(笑)
うちなーんちゅは、豚を鳴き声以外全て食べる、ということで、こんなのも売ってます。
左が中味(モツ)、右がチラガー(顔)とてびち(豚足)
魚屋に行くと、派手な色合いでいかにも美味しそうには見えない魚ばかり(笑)
左の青いのがイラブチャー(アオブダイ)、右の赤いのは赤仁ミーパイ。
でも、どっちも見た目より美味しいですよん。特に、ミーパイはお勧め。
エスカレーターで上に上がると、
2階は食堂になってます。
この時は時間が早かったんでまだお客さんはあまりいませんけど、昼過ぎに行くと大混雑してます。
牧志の市場ははっきり言って観光地ですね。見学してると楽しいですよ。(微妙な書き方~)
2階の食堂は、各種沖縄料理がそんな高くない価格で食べられます。あまり落ち着いて食べる雰囲気じゃないですけど、むしろその方が沖縄らしくていいかも。
メニューには書いてなかったんですけど、立ってたニーニー(お兄さん)に聞いたら、イラブー、置いてあるそうです。ちなみに2300円だそうです。
さて、前回のうちなーガイドは普通のガイドだったんで、ウラガイドの方がいい、という意見も頂いたんで、
市場を出て、ウラ通りの方に行ってみましょう。(ウラの意味を取り違えてるって)
怪しげな雰囲気がなかなか。
こんなのも売ってます。
前々回小さい写真で紹介した、イラブー(ウミヘビ)の干したヤツ。(kumiminさん、お待たせしました)
一匹4000円から、大きいのだと10000円くらい。前回乗せた奴は一番小さいヤツでした。
このイラブー、前回の記事に載せて、食べる勇気がないというコメを何人かから戴きましたが、 自分も勇気なんて持ってません。
過去、琉球王朝の皇族しか食べられなかった、という高級料理がどんな味なのかな?、という食に対する好奇心を持ってるんです。
だから、その地元でしか食べられないものって、ものすごく気になるんですよね。
関係ありませんが、以前仙台にいたとき、大好きだったのは莫久来(ばくらい)でした。
閑話休題。
裏通りにいた、けだるい雰囲気の人形さん。首からメニュー表かけてました。
これ、暗い時に会ったらちょっとコワイかも。
350円と格安で食べられる宮古そばの店。
国際通りだと1杯600円位するのに、350円は良心的。なのに結構美味しい。
店構えははっきり言ってきれいじゃないですけど、いかにも地元の店、って感じで自分は大好きです。
今回、なんかまとまりも何もなくなっちゃっいました(いつものこと?)
オチにもなりませんが、
途中の土産屋にあったミニシーサーさー。
うちなーガイド その5 ベタ過ぎてあまり気が進まない首里城と守礼門 [うちなーガイド]
こちら、二千円札にも書かれてる、有名な守礼門です。
皆さんはここ何年も二千円札なんて見たこともないでしょうから、こちらをどうぞ。
(以前の記事と同じじゃん)
その二千円札ですが、沖縄では今、こんなことやってるらしいです。
(でも、ここだけの話、沖縄でも二千円札は嫌がられてます)
さて、二千円札のことは置いといて、守礼門のことは過去書いてるし、どの沖縄ガイドブック見ても詳しく載ってるし、
いまいち気が乗らない今回です(だったら書かなきゃいいのに)
でも気を取り直して、うちなーガイド第5回、過去に栄えある「日本3大がっかり名所」に選ばれた(笑)、守礼門と首里城です。
歴史やらなんやらは、その辺のガイドブック見れば詳しく書いてあるんで割愛しますが、守礼門を見に行く時の注意事項は一つだけ。
見に行く時間は午後、それも出来れば遅い時間にしましょう。
というのも、守礼門は西向きに立てられてるんですね。
だから、午前中に行っちゃうと、こんな風に逆光なんです。
夕方に行けば、ほら、この通り。
首里城に行くには、この先いくつかの門をくぐりながら登って行きます。
その1:歓会門(かんかいもん)
その2:瑞泉門(ずいせんもん)
その3:洩刻門(ろうこくもん)
その4:廣福門(こうふくもん)
廣福門をくぐると広場になっており、(写真の右の方ね)
最後に奉神門(ほうしんもん)があります。
その先に首里城の正殿がありますが、この門をくぐるのに800円かかるんで、入ったことありません(をーい、ガイドになってねーぞー)
代わりに上まで登ったときに見れる景色をどうぞ。(というほどの写真じゃありませんけどね)
海の方ではスコールが降ってるようですね。
なお、守礼門の前ではこのようなベタな記念写真も撮ってもらえます(当然有料です)
やっぱりガイドブックみたいであんま面白くなかった・・・・
さて、来週1週間夏季休暇なので、明日から横浜に帰ります。
休暇中、自分の記事UPも皆さんのところへの訪問も遅くなるかと思いますがよろしくお願いします。
休み中、何とか時間作ってガンダム見に行かなきゃ。
ではまた。
うちなーガイド その4.5 海中道路方面に行くならお勧めの食事処編 [うちなーガイド]
ということで、空を撮っても、ほら、全くごみはなし。
でも、しばらくは過去に撮ったごみ付きの写真を使うかもしれませんが、気にしないでくださいね。
さて、前回紹介した、海中道路方面にイクときにお勧めしたい食事処です。
食事処だけなんで、ガイドその5にせず、4の続きで4.5、ということで。
海中道路に向かう途中の泡瀬(あわせ)漁港にある「パヤオ直売店」。(ナビによってはここは通らないかもしれない)
那覇市内からなら、高速使わず、R330かR329で北上して行って1時間位ですかね。
外観はこんな感じ。なんかよく分かりませんね。
漁協直営の大衆食堂なんですが、地元客が多く、観光客はあまり多くありません。
中はこんな感じです。カウンターで注文して、自分で運びます。
メニューはこちら。
実は、平日と土日でメニューや価格がちょっと違います。
やっぱ土日は観光客が多いんだろうなー。
(土日は同じメニューでもちょっと高いし、安いメニュ-が無かったりする)
街中の小奇麗なレストランと違ってざわざわしてて、ゆっくり食べる、って雰囲気じゃないですけど、いかにも沖縄の地元、
って感じが自分は大好きで、中部方面へ出張行くと昼飯によく寄るんですが、そのメニューの紹介を。
1.天プラ定食 800円(価格は平日のものです)
今回は是非これを紹介したかったんです。
この写真見て、どこが天プラなんじゃい?と思われる方が多いかと思います。
本土の天ぷらとは違って、沖縄の天プラは、ふわふわの衣で、フリッターや、エゲレスのFish and Chipsみたいなものです。
しかも、食べる時は天つゆなんて使わず、ウスターソースをかけるのが一般的。
これが結構美味しいんですわ。
子供がおやつで食べることも多いらしいです。
この時はイカの足と魚の天ぷらでした。
魚としか書いてなくて、なんという名前の魚なのか分からないのが沖縄らしいさー。
2.伊勢海老ウニ焼き定食 1400円
半身とはいえ、伊勢海老がこの値段で食べられるのって、結構お値打ちだと思う。
ウニは生じゃなく練りウニですけど、どっかの煮込み過ぎのぞうすいよりよっぽど美味しいさー。
3.ウニ丼 800円
スミマセン、腹減ってたんでちょっと食べちゃってます。ハハ
ウニって北海道とか東北といった北の食材、と勝手に思ってたんですけど、実は沖縄でもウニは結構採れるんです。
夏のこれからがシーズンです。
これもなかなか。
4.その他
まだ食べたことないですけど、魚のバター焼き定食や魚汁定食も美味しそうだった。
メニューに「魚」としか書いてないんで、何の魚なんだかよく分らないけど(笑)
沖縄来たら沖縄そばやチャンプルーもいいけど、ここの定食もお勧めですよ~。
(まぁ、沖縄ではどこ行っても美味しいっ、っていうご飯が出てきたことないですけどね。)
ちょっとだけおまけです。
こないだ、本島南部の方をドライブしてて、某おやびんさんが喜びそうな地名を見つけました。
その地名は
「東風平」。
よみかたは「ひがしかぜ たいら」ではありません。