今回はガテン系ブログ2 (沈埋トンネル編) [in 沖縄本島]
現在、那覇空港と三重城(みーぐすく)を結ぶ那覇埠頭辺りの海底にトンネルを建造中です。
2011年開通に向けて絶賛工事中ですが、今回中に入る機会がありましたのでその写真を紹介します。
(現場の監督からどんどん写真撮っちゃっていいよー、というオコトバを頂いたんで載せちゃいました)
川の幅は300m位しかないから、わざわざ下にトンネルを掘るんじゃなく、上に橋を架ければいいじゃん、
と思うんですが、川の上流に某国の軍港があるんですね。
橋を架けると船が通れなくなるから「ハシヲカケルノハユルシマセン!!!」という圧力が
某国海軍からかかったんじゃないか、と邪推してます(笑)
さて、その海底トンネルですが、青函トンネルや東京湾アクアラインのような、海底をシールドマシンで掘り進む、
というのではなく、沈埋(ちんまい)トンネルという工法を使ってます。
沈埋トンネルって何?という人(ほとんどの人は知らないでしょうけど)はこのHPで勉強してください → ★
簡単に言うと、四角くて大きい土管を海底に沈めて繋げる、という方法です。
コチラは、トンネル出口付近にある、換気塔ですね。
トンネルは全長約1kmあり、現在全てつながってます。
コチラ、入り口から200m位入ったところ。
コチラ、上の写真の反対側です。壁面等の工事中でした。
以前にも書きましたけど、このようなガテン系の職場って大好きなんですよねー。
このトンネル、来年には開通の予定ですけど、開通したら自動車専用道路になっちゃうので、
中を歩く、ということは出来ません。結構貴重な体験が出来ました。
今回はちと短めですが、これまで(ま、たまにはいいでしょ?)
ではまた。