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黒船に乗ってペリー御一行様来航です [in 沖縄本島]

田舎町横浜で港を開いてから来年で150年。横浜では記念式典とかやるみたいですけど。

そのきっかけを作ったペリーさん御一行が黒船に乗って浦賀にやって来たのは1853年7月(ちなみに、当時日本が採用していた太陰暦では1853年(嘉永6年)6月3日)。
この辺は日本史で習って、誰でも知ってることだと思います。

さて、そのペリーさん御一行ですが、浦賀に来る前の1853年6月、沖縄に寄り道してるんです。
当時の沖縄は日本ではなく琉球王国だったとはいえ、何故日本史の教科書に載ってないんだ?、という疑問は置いといて、と。

証拠その1
那覇市内、泊港の近く、外人墓地の一角にこんな碑が建ってます。
ペルリさん.jpg
なお、「ペリー」ではなく「ペルリ」となっているのは、当時通訳に立ち会ったのがオランダ人で、オランダ語の発音がペルリだったから、らしい。


証拠その2
那覇市内の山下町には「ペリー」を冠した店がいくつもあります。
ペリー保育園.jpg
ペリー美容室.jpg
ペリー内科.jpg

これらは、ペリーさんが当時の琉球王国に指示して、作らせたものです。



・・・・なんて事実は全くありません。(証拠その1はホントです)

調べたら、那覇市山下、という地名は昔からあったんですが、戦後のアメリカ統治下、「マレーの虎」と呼ばれた山下大将と同じ名前はまかりならん、というくだらない理由でアメリカに強制的に地名を「山下」から「ペリー」に変更させられたんだそうです。
その後しばらくして現在の山下町に戻ったんですが、当時の名残でペリーが店名とかに残ってるんだそうな。



・・・あ、オチがない。

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